『 翻訳できない世界の言葉 』
- カテゴリー
- 日々の出来事
水面にうつった道のように見える月明りを、
はじめてその人に出会ったときの自分の目の輝きを、
ひと言で表す単語がこの世にあることをご存じでしょうか。
前者はスウェーデン語の” MANGATA ” (モーンガータ)、後者はペルシア語の” TIAM ” (ティアム)。
『 翻訳できない世界の言葉 』は、日本語を含む30以上の言葉に実在する52の単語に光を当てています。
本書の執筆とイラストを手がけるエラ・フランシス・サンダースさんは、様々な国に移り住むなかで翻訳時に容易に変換できない趣ある外国語の単語に着目。
それらの記事をブログに投稿するメディアを通じて人気を得て書籍化が決まり、ニューヨークタイムズ・ベストセラーになりました。
エラさんが特に楽しんで描いた言葉はタガログ語の” KILIG " (キリグ)。
” おなかの中に蝶が舞っている気分 ” なのだそう。
言葉の妙から思いがけず視界が開ける、そんな追体験をぜひお楽しみください。
📖定価1760円で発売中
■ NEIGHBOR 3月号・ボーダーレス・ブックマークより