動物がいない?!サーカス団
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生きた動物が一切登場しないドイツのサーカス団『 Roncalli 』
”ライオンと象のショー”をプログラムから外したのは1991年のこと。
手練れの猛獣使いが眼光鋭いライオンをものの見事に手なづけ、ずらりと並んだ象たちが器用に曲芸するダイナミックなショーは拍手喝さいの人気演目でしたが、動物保護の観点から中止に決めました。
そして2018年以降は、鳥や馬、ヘビなど、すべての生きた動物から手を引く方針へと舵を切ったのです。
では、その代わりとなるものは?
Roncalliが出した答えは ” ホログラム ” でした。
広いテント式の会場の照明を落として、中央のステージ上に立体的な映像を投影。目の前にいるかのように象が現れ、白馬や色鮮やかな鳥が羽ばたきます。
この思い切った転換は、当初から観客に好評!動物の管理や移動、飼育スペースの確保も不要になり、彼らにとっても理にかなうものだったそうです。
■ ボーダレス・ネットワークより
時代に合わせ、さまざまな分野が進化してくなかで、ひとつの伝統芸の好例といえますね🦁🎪
なんだか少し、寂しい気もしますが。