『 危険な盛土を全国一律で規制 』
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2021年、静岡県熱海市の盛土崩落では甚大な被害が起こりました。国土交通省が行った盛土の総点検において事前の許可・届出資料等から総点検の対象になった箇所は約3.6万か所。
国土省・農林省は、盛土に伴う災害防止に関する基本方針を策定、4つの柱で改正を行いました。
1 スキマのない規制
2 盛土等の安全性の確保
3 責任所在の明確化
4 実効性のある罰則の措置
独自の条件で対策をとってきた自治体も存在しますが、規制内容のばらつきから、規制の弱い自治体へ建設残土が搬入される等問題も発生し、全国一律の基準が求められていました。
政府は「宅地造成等規制法の一部を改正する法律案」を閣議決定。
『宅地造成法及び特定盛土等規制法』(盛土規制法)
✤メディアレポート 2022.6月号より