センサリールーム
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ご覧の写真は今年3月、東京・新宿区の国立競技場に特設されたルーム、
” センサリールーム ”
少し暗めの室内照明、スタジアム特有の効果音と大歓声は防音ガラスで遮音、人混みや周囲の視線が避けられる個室、といった特長があります。
主に日常生活が困難になるほど視覚や聴覚、触覚などに刺激を感じる”感覚過敏の特性をもつ子どもとその家族が、気兼ねなくサッカー観戦できるようにと、様々な工夫を凝らした日本サッカー協会の社会貢献活動の一環です。
センサリールームの始まりは定かではありませんが、イングランドプレミアムリーグに所属するクラブの多くは、いち早くチームスタスタジアムに常設し、その潮流が日本を含む世界各地に広がり昨年のFIFAワールドカップで初めて採用、たいへん好評だったそうです。
思いやりに溢れる試み、みんなが気兼ねなく好きなことを楽しめる世の中って素敵ですね!
野球でも導入が進むなど、今また社会を変える力を発揮するときが来ています。
■ NEIGHBOR/9月号ボーダレス・ブックマークより